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躰道とは

躰道とは~「体軸の変化によって攻防を展開する創造進化の武道である」
 創始者祝嶺正献最高師範が、自らが体認体得した沖縄の「空手」を母胎にして昭和28年にまとめた「玄制流空手道」を基にして、武道の命題である「護身」の在り方を従来の手足を先に動かして身を護るのではなく、命の本である胴体(体軸=体幹)を動かしてから身を護るという逆の発想をもって武道の原理化を図った。昭和40 年に武道理念・審判競技方法・指導内容方法などにおいて意見を異にする空手界と決別し「21 世紀への武道」を標榜して創始した創造進化の武道である。

躰道の理念

 躰道と他武道との違いや躰道の語義の中に「躰道の理念」は表現されている。武道の「攻防」の中に存在する矛盾を現代社会に適用できるように止揚して「社会還元」できるように、人間の「存在エネルギー」を「創造エネルギー」に高めようとするところにある。そのエネルギーは「人間・社会・自然」と「人・地・天」、「体気、動功、制御」とを結びつける三元相関によって実現される。

躰道と他武道との違い

 躰道と他武道との違いは、「護身」の在り方はもちろんであるが、実技の展開において前提となる「運足」にある。躰道の運足は定められた構えと八つの足の動きの法則的な「運足八法」で構成されており、他の武道と根本的な違いとなっている。それを基本として、「運足・操体・制法・極技・原態」の実技行動をとることによって、社会での行為行動過程である「思考・判断・方法・結果・反省」に結びつけるように理論づけられている。

 旋技とは、体軸(脊柱軸)が演武軸を中心に右方あるいは左方に旋回しながら前進あるいは後退する独楽状の旋回運動によって行なわれる攻防一体の武技である。

  運技とは、体軸(脊柱軸)が演武軸に対して平行であり、上前方、下前方または上後方、下後方へ上下する昇降上の波状運動によって行なわれる攻防一体の武技である。

  変技とは、体軸が演武軸に対して一定の角度をとりながら倒れる倒木状の運動によって行なわれる攻防一体の武技である。

  捻技とは、体軸が演武軸とある一定の角度をなす斜状軸のまわりを右または左回旋でねじる螺旋状の運動によって行われる攻防一体の武技である。

  転技とは、体軸が演武軸のまわりを弧状または弓状を呈しながら、前後左右上下へ回転する球転状の運動によって行われる攻防一体の武技である。